ディーアール・イースト
<aside> <img src="/icons/train-metro_green.svg" alt="/icons/train-metro_green.svg" width="40px" /> ──DR-EASTをご利用いただき、まことにありがとうございます── 暗い、暗いトンネルを抜けていく。電車？ 私は、いつから眠っていたんだろう？ そろそろ降りないと。くらやみのはらのなかに、奇妙な光が見え始めた。
残高は足りるかな。
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<aside> <img src="/icons/egg_green.svg" alt="/icons/egg_green.svg" width="40px" /> DR-EASTは、化物溢れる地下鉄風の異空間に閉じ込められた10+1人が、元の世界に帰るべく変身しながらバトルロワイアルを繰り広げる創作です。
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10人の崩れかけの魂を呼び込んでしまった、化物さまよう地下鉄空間。人体に似た路線図を持つ。 未知の文字が用いられている一方で、知っている文字(特に数字)もなぜか散見される。
路線図
この空間の「システム」として機能する、無数のウサギのような化物。ウサギは化物のなかでは特異で、戦力を持たず、敵意も持たない。 参加者たちをここへ連れてきた鉄道そのものも、時計を持った「運転手ウサギ」たちが動かしている。 脱落者が発生すると一斉にウサギが群がり、「それ」をどこかへ消してしまう。
タマゴのようなものと数字が記された、交通系ICカードのようなアイテム。 化物と契約するとタマゴに色や模様がつき、「残高」が印字される。 残高の単位はΔ。
主催の00は、崩れかけた自分を直す素材として同じく崩れかけた10の魂を欲した。残高Δとは魂の重さ。 じゅうぶんな残高を集めるためには、他の魂に手をかける必要がある。 ここからの脱出とはつまり、崩れかけた魂を取り戻すこと。